内観がもたらすもの

あなたも、人生で一度や二度

もう逃げたい、何もかも投げ出したいって感じたことがあるのでは？

もしそんな覚えがあるなら、これから先のストーリーを読んでほしいと思う

深刻な自己肯定感の低さは
満たされない承認欲求から来ているのだと気づいた20歳の夜、私はイギリスの小さな田舎町に住んでいて

のどかな丘陵のある田園風景の中に馬に乗った地元の人が行き交うような田舎の瀟酒な石造りのお家にホームステイしながら

近くのジュニアハイスクールでインターンをしていた

その日の夜気分が最悪だったのは、ジュニアハイスクールの校長先生に久しぶりに廊下ですれ違ったときに

『今は授業中よ、あなた教室の外で何をしているの？』

と声をかけられたからだった。
彼女とは学校との契約で引き受けられたインターン学生として
2ヶ月前に校長室で会ったばかりだったけれど

もう、私の存在など忘れてしまったんだな、と悲しい気持ちになったし

インターンとはいえ、英語を完璧に話せるわけでもない私に対して
ティーチャールームの先生方はどこか遠巻きに私を敬遠していて

『あなたに授業を任せるにはうちのクラスの子達は騒がしすぎるから...』

と遠回しにクラスの担当を断られ
居場所がなく授業時間の校舎の廊下をひとり歩いていたときのことだったから

ひときわ、彼女の何気ない一言が心の奥底に突き刺さった

20歳になったばかりの私は外見も幼かったし
学校の先生の業務量のすごさや多忙な日常は今なら理解できるけれど

当時頼ることができる人が周りに誰1人おらず
心のうちを明らかにできる友人もいなかった私にとって

そんな些細な彼女の一言は、まるで長い長いつららで身体を串刺しされたかのような衝撃で

誰かに承認してほしいという内的な欲求に気づかせてくれるきっかけになった

私の場合、人生の気づきはいつも
辛い場面や苦しい思いをした時に
やってきて

そこにはいつも、根本的な問題として自分自身とは何者か？という問いかけがあったと思う

自分自身が何者なのか？
どこからやってきて、何のために生きて、そして還ってゆくのか

それがわかっているなら、そもそも承認欲求を満たす必要もなくて

ただ、使命にそって生きればいいだけ

だから、苦しい時や辛いことがあったら内観して人生の使命を思い出すチャンスなのだと

いまは理解している

あなたにも内観の素晴らしさを体感してもらいたいから

日常を離れて新しい体験をする
旅ヨガを開催してる

8月9.10.11日の2泊3日の高野山ヨガ哲学合宿では
内観に重きを置いた瞑想や写経体験、森林トレッキングなどを体験できるよ

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